教室・講師について

丸尾 啓子 
keiko maruo

武蔵野音楽大学器楽学科卒業。
第10回日本クラシック音楽コンクール東京本選 大学生の部 好演賞受賞
第35回東京国際芸術協会新人演奏会 奨励賞受賞
第36回TIAA全日本クラシック音楽コンサート 審査員賞受賞
2014年中野富雄(元NHK交響楽団首席奏者)メモリアルコンサートに出演
福島県新人演奏会出演、新交響楽団入団、各種依頼コンサートにて演奏
その他、吹奏楽や後進の指導にあたる。
またフルートカルテット「Claire」を結成し、東京・福島・茨城にてコンサートを開催、その他依頼演奏など活動。
これまでに穂苅由美子、野口龍、播博、中野富雄の各師に師事。アンサンブルを甲斐道夫、白尾隆の各氏の元にて研鑽を積む。
中学校及び高等学校教諭専修免許状取得。
脳トレピアノⓇエグゼクティブ認定講師

『苦しい時も楽しい時もいつも私のそばには音楽があった』

福島県二本松市に生まれ、幼い頃からピアノ講師である母の手ほどきを受けて育ちました。
卒業式や合唱コンクールの伴奏も楽しく弾き、音楽はいつも身近な存在でした。

中学校では吹奏楽部に入り、フルートを始めたことがきっかけで、中学・高校の6年間は部活一色の毎日でした。
高校2年生で進路に悩んでいた時に、新聞で母校の夏期講習の記事を見つけ、母に勧められて受講したことが音大受験を意識する大きなきっかけとなりました。

その後、地元のコンサートホールで“NHK交響楽団”の木管五重奏を聴く機会があり、そこで衝撃的な出会いをします。
故・中野富雄先生のフルートの音を初めて聴いた瞬間、背筋に電気が走るような感覚に包まれました。
透き通っているのに力強く、そして優しい音色。
ただただ感動し、「絶対にこの先生に習いたい!」という強い思いが込み上げました。
ご縁を辿り、ようやく中野先生をご紹介いただき、レッスンを受けられることになった時の喜びは今でも忘れられません。

その後、先生が講師を務めていた大学に無事入学し、フルート、ピアノ、音楽漬けの生活を忙しくもかけがえのない4年間を過ごしました。

卒業後は一般企業に就職しましたが、会社勤めの傍らフルート講師として指導を続け、
オーケストラでの演奏やカルテットでの活動など、夜や休日は音楽に満たされた日々でした。
会社員としての経験も、社会人としての常識やヒューマンスキル、人脈、パソコンスキルなど、多くの学びを与えてくれ、現在の教室運営にも大きく役立っています。

結婚・出産を経て、これまでのスタイルを続けることが難しくなり、さらに主人の単身赴任が重なり、
4年間、仕事と3人の子育てを一人で担う生活が続きました。
音楽から離れていくことへの焦りや不安もありましたが、
「今は家族で過ごす時間が一番大切なのではないか」と思い、子どもたちを連れて赴任先へ移る決断をしました。

音楽はしばらくできないだろうと半ば諦めていましたが、赴任先で得たものは想像以上に大きく、
音楽で繋がった仲間とコンサートを開いたり、指導の機会をいただいたりと、再び音楽に戻るきっかけを与えてくれました。
勇気を出して環境を変えたことは、本当に良かったと心から感じています。

音楽から離れた時間があったからこそ、音楽の大切さ・楽しさ・難しさをより深く感じるようになりました。
世界の状況が厳しい中でも、何度も「音楽があって良かった」と救われました。
そして、少しずつ世の中が明るさを取り戻していく中で、心の中でずっと温めていた「教室を開く」という思いを形にする決心をしました。

“苦しい時も楽しい時も、いつもそばには音楽があった”

いつか、誰かが同じように感じてくれる日が来るように。
そのお手伝いが少しでもできたら幸せです。

長文を読んでくださり、ありがとうございました。